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久住蒸溜所の製造棟建屋には大きな窓があります。
外からでもポットスチルが見えるようにしたかったからです。
少ないスタッフでスタートを切った久住蒸溜所。コロナの影響がなくても当面は見学の受け入れが難しいだろうと考えていました。
少しずつ整備していくつもりでしたので、完成形をお披露目できるのは当分先の話になることがわかっていました。
ですから「しっかりとお迎えできる準備が整うまでは見学をお受けすべきではない」と思っています。

それでもきっと足を運んでくださる方がいらっしゃるかもしれない。
そんな方のためにも何か形に残せるものをご用意できないかということで、蒸溜所のシンボルともいうべき「ポットスチル」と記念撮影できるよう窓を取りけることにしました。
将来、町のシンボルにもなれたらいいなと思っています。

さらに、夕方6時から夜10時までの時間は、ポットスチルをライトアップしています。
暗闇に浮かび上がり光り輝くポットスチルの美しさと言ったら…。
機会がございましたら、是非、ご覧になりにお越しくださいませ。
ただし、公共交通機関でお越しになるのは難しいと思いますのでお車でお越しをお勧めいたします。